iFOREXは、最大レバレッジ400倍や取引銘柄の種類の豊富さ、ロスカット水準0%などと魅力の多いFX会社です。
ただ、そんな魅力の中でも忘れてはいけないのがiFOREXのスプレッド。
iFOREXでは、海外FXの中では珍しくDD方式を公言しており、業界最狭のスプレッドを提供しています。
今回はそんなiFOREXにスプレッドを様々な角度から見ていきましょう。
2018年以降iFOREXのスプレッドが更に狭くなった
iFOREX社は運営歴20年以上の老舗業者。
以前からiFOREXを知っている方の中には、「iFOREXのスプレッドが業界最狭なんて何事?」と思う方もいるかもしれません。
というのも、2018年を境にエリート口座という新たな口座タイプを開設しました。
エリート口座と以前の口座の違いはただ1つ「スプレッドの狭さ」です。
以前の口座とエリート口座とのスプレッドの違いは以下の通り。
それまで | 2018年以降 | |
---|---|---|
ドル円 | 1.8 | 0.7 |
ユーロ円 | 1.8 | 1.2 |
ポンド円 | 5.0 | 2.3 |
ユーロドル | 1.8 | 0.7 |
ポンドドル | 3.0 | 1.2 |
豪ドルドル | 4.0 | 0.8 |
以前に比べて、スプレッドが半分以下になった通貨ペアも少なくありません。
他のスペックを維持したまま、スプレッドを狭くしたエリート口座の提供により、2018年以降のiFOREXの人気は急激に高まっています。
iFOREXのスプレッドは変動スプレッド制
現在のiFOREXのスプレッドは『変動スプレッド制』を採用しています。
以前まで固定スプレッドでしたが、常にスプレッドが広いという問題がありました。先程ドル円のスプレッドが1.8pipsと記載したことからもスプレッドの広さがわかりますよね。
2018年からユーザーの希望通り、変動スプレッドになりました。通常時のドル円のスプレッドは0.7pipsになりましたし、スプレッドは改善されたように思えます。
しかし値動きが激しい場合はスプレッドが広くなりますので注意が必要です。
iFOREXのスプレッドは単位に注意
国内FXを利用していた方は『pips』という単位にあまり慣れていないでしょう。
iFOREXなど海外FXではスプレッドの単位は『pips』を使います。『pips』が円で表すと、どのくらいかというと1銭(0.01円)=1pipsです。
つまりドル円のスプレッドである0.7pipsは0.7銭ということ。iFOREXのスプレッドを調べる際には単位に注意しましょう。
iFOREXの全取引銘柄スプレッド一覧
iFOREXではなんと800種類以上の取引銘柄を扱っています。
- FX通貨ペア:88種類
- 商品CFDペア:20種類
- 株式指数CFD通貨ペア:33種類
- 仮想通貨FXペア:18種類
- 株式ペア:635種類
FX通貨・商品CFD・株式指数CFD・仮想通貨FX・株式取引(主要20種類)における全てのスプレッドをまとめてみたので、興味のある通貨ペアの種類をクリックして、参考にしてみてください。
- FX通貨ペア
- CFD商品通貨ペア
- 株式指数CFD
- 仮想通貨ペア
- 株式取引
iFOREXは取引手数料が完全無料
海外FXの中には、スプレッドの狭さに特化した低スプレッド口座が準備されていることがあります。
例えば、XMのゼロ口座やAXIORYのナノスプレッド口座など、、、
それらの口座のスプレッドを見れば分かりますが、その狭さは国内FXと変わらないレベルです。
しかし、実はその狭さには盲点があり、「取引手数料」が発生することを考慮しなければなりません。
そこで、いくつかの低スプレッド口座の取引手数料一覧を見てみましょう。
- XM:1.0pips
- AXIORY:0.7pips
- TITANFX:0.6pips
- iFOREX:無料
iFOREXでは、単にスプレッドが狭いだけでなく、取引手数料も一切かかりません。
この取引手数料無料が、どのようにトレードに影響を与えるのか。
スプレッドに取引手数料を含めた、実際のトレード毎にかかる手数料という基準で他会社と比較してみましょう。
iFOREXと他会社のスプレッド比較
ここで比較するのは、海外FXで人気の高い低スプレッド口座(XM、AXIORY、TITANFX)とiFOREXのエリート口座です。
以下の表では、スプレッドに取引手数料を含めた、トレード毎の手数料という基準で比較しています。
iFOREX | AXIORY | TitanFX | XM | |
---|---|---|---|---|
ドル円 | 0.7 | 1.3 | 1.2 | 1.6 |
ユーロ円 | 1.2 | 1.4 | 1.3 | 2.5 |
ポンド円 | 2.3 | 1.8 | 2.5 | 3.9 |
ユーロドル | 0.7 | 1.2 | 1.2 | 1.7 |
ポンドドル | 1.2 | 1.6 | 1.6 | 2.4 |
豪ドルドル | 0.8 | 1.8 | 1.5 | 1.9 |
ほとんど全ての主要通貨ペアにおいて、iForexのスプレッドが最も狭いことが分かるでしょう。
また、主要通貨ペア以外に人気の高い通貨ペアでも比較してみたので、参考にしてみてください。
iFOREX | AXIORY | TitanFX | XM | |
---|---|---|---|---|
米ドルカナダドル | 2 | 1.2 | 1.25 | 1.5 |
ドルスイスフラン | 1.5 | 1.2 | 1.62 | 1.4 |
ユーロポンド | 1.1 | 1.2 | 1.23 | 1.3 |
カナダドル円 | 2 | 1.2 | 1.8 | 2.4 |
iFOREXとXM、AXIORY、TitanFXのCFD商品スプレッド比較
iFOREXは基軸通貨である米ドルやユーロを含む通貨ペアのスプレッドは狭い事が多いです。しかし通貨以外のCFD商品やマイナー通貨ペアのスプレッドは広い傾向にあります。
この章では最も狭いスプレッドを実現している通貨・銘柄を種類別に比較してまとめました。
iFOREXで最も狭いスプレッドを実現できている通貨
ドルストレート(ドルが関わる通貨ペア)やクロスユーロ(ユーロが関わる通貨ペア)など、主軸通貨のペア
XMが最も狭いスプレッドを実現できている通貨
ユーロ/カナダドル、米ドル/香港ドル
AXIORYが最も狭いスプレッドを実現できている通貨
クロス円(円が関わる通貨ペア)、マイナー通貨ペア、株式指数、貴金属、
TitanFXが最も狭いスプレッドを実現できている通貨
ユーロ/ランド、米ドル/オフショア人民元、米ドル/シンガポールドル、米ドル/ペソ、ランド/円
続いては、ここまでiFOREXのスプレッドが狭い理由に迫っていきます。
iFOREXのスプレッドの狭さはDD方式が故
iFOREXの取引方式は「DD方式」です。(iFOREXが公言しています)
DD方式とは、FX会社の取引方式を表していて、トレーダーと金融機関の間にディーラーが存在することを意味します。
ディーラーが存在すると、トレーダーの注文を「流すor流さない」の操作が可能です。
- 「流さない」を選択した場合は顧客の損失=FX会社の利益
- 「流す」を選択した場合は顧客の手数料のみがFX会社の利益
この「流さない」という選択肢によって、DD方式ではスプレッドを狭くしても利益を確保することができます。
そのため、DD方式を採用するiFOREXはスプレッドがこれほど狭いのです。
もちろん、ディーラーがいるからと言って、わざと負けにされたり、利益を受け取れないということはないので安心しましょう。
- 英国領バミューダで金融ライセンス取得
- Mizrahi Tefahot銀行で分別管理
- 出金拒否の報告はなし
このようにiFOREXは安全性に関して文句のつけようがありません。
iFOREXのスプレッド評判
アイフォはスプレッド優秀やな😇 pic.twitter.com/qk2go4w1Ra
— 手前味噌 (@Sapphire_Rucola) August 12, 2018
アイフォ使うのやめてたけどスプレッドがかなり狭くなってる pic.twitter.com/dqlRsngOEx
— セフィリア@FX為替仮想通貨FF14 (@eternaltriangl) December 12, 2019
アイフォのスプレッド日経ヤバすぎ。広すぎてトレード出来ない、、、ダウもやし、、、🤬スマホのMT4とかに一括決済のシステムデフォルトで付けばサイコーやねんけど、、、
— bank (@yukihir58251801) March 13, 2020
複数の取引所を開いておくことの重要性を感じますね😅
アイフォも普段は狭スプで良いんですけどね。取引回数をこなすとちょっとのスプレッドの差でも結構大きいですよね。— 令騎士@いつかまたその日まで〜 (@holyholyna) March 13, 2020
iFOREXを使っていればわかりますが、普段のスプレッドは狭いです。
評判を見ても狭いと言っている方は普段のiFOREXのスプレッドについて言及しているはず。
問題は為替が動いているときですね。記憶に新しいですが、コロナショックとオイルショックが重なった2020年3月は異様にスプレッドが広がりました。
それでも利益は出せましたし、他の変動スプレッド制を採用しているFX業者でも同じことが言えます。またiFOREXは為替変動の際、サーバーが落ちないのも良さです。
スプレッドが狭い故に注意すべきこと
スキャルピングが1日10回以上できない
iFOREXは上記で述べてきた通り、スプレッドの狭いFX業者です。しかしスプレッドを最大限活かすトレード、スキャルピングトレードがiFOREXでは禁止されています。
明確な規定はないものの、1日10回以上の取引が禁止と言われています。
ただ短期のトレードを10回以下繰り返すことには問題ありません。加えて実際に1日10回以上トレードしてみましたが、出金拒否の被害に遭うことはなく問題は起こりませんでした。
基本的には1日10回以下にトレード回数を抑えるべきですが、利益が出そうな機会があるにもかかわらず逃すわけにはいきませんよね。
iFOREXのスプレッドまとめ
iFOREXスプレッドまとめ
- 2018年からスプレッドが狭くなった&変動制に
- 今では他社と比べても狭いスプレッドを提供
- 特にドル、ユーロが関わる通貨ペアは狭い
- 狭い理由はDD方式だから
- ただ相場が荒れた時はスプレッドが広くなる
上記のような特徴がiFOREXにはあります。
是非、iFOREXのスプレッドを体感してみてください。
またスプレッド以外のiFOREXの評判が気になる方は、「iFOREXの評判まとめ」の記事をごらんください。